2015年11月に国道16号線の鵜野森交差点近くにオープンしたラーメン屋さんです。
相模原市には鈴木ラーメン店が3軒あります。小田急線相模大野駅近くにあり、本店であり、博多ラーメンを提供する「博多中洲屋台 鈴木ラーメン店」と肉煮干しラーメンを提供する「肉煮干し中華そば 鈴木ラーメン店」、そして煮干しラーメンと鶏煮干しラーメンを提供する「芳醇煮干 鈴木ラーメン店」です。
以前は鶏そば専門のお店もありましたが、現在その店は鈴木ラーメン店の工場となっているそうです。
さて「芳醇煮干 鈴木ラーメン店」は鈴木ラーメン店初のロードサイド店です。オープン前には大々的な宣伝は行われず、オープン記念といったイベントもなく、淡々とオープンしました。
とは言え、相模大野ではすでに確固たる地位を築いているお店ですので、開店してからずっとお客さんの入りは好調です。開店翌日に行ったのですが、よくあるオペレーションのドタバタも最小限に抑えられ（まったくなかったわけではない）、比較的スムーズにオペレーションされていました。
厨房では社長さんが陣頭指揮で頑張って居られ、ホールでは社長の奥様を中心に他のお店のベテランの方が入っていて、さすがの一言でした。
こちらでは芳醇煮干しと濃厚鶏煮干しの2種類のスープでラーメンとつけ麺が出されています。どちらのスープもすでに他のお店で出しており、それをブラッシュアップした感じで安心感があります。
使われている麺は全粒粉のもの。独特の食感が強烈な煮干しとマッチして癖になります。トッピングはネギ、メンマ、ナルト、海苔、チャーシュー。
チャーシューは鶏チャーシューと低温調理された豚チャーシューの2種類が入ります。チャーシューは他の2店では食べられないものです。
相模大野はラーメン激戦区である町田と小田急相模原に挟まれて、ラーメン屋が少なめなので、新店は大歓迎です。しかしながら駅からは2kmほど離れていることと、駅前の店でもほぼおなじものが食べられることから駅周辺よりも自動車を使ってくるお客さんをターゲットにしているのだろうと思われます。駐車場は10台分くらいあり、ロードサイドなので当然ですね。
ちなみに僕の家からは歩いて数分なので、徒歩で伺っています。どことなくかつての鹿沼台大勝軒を髣髴とさせる味は大好物なので、すでに10回以上食べに行ってしまっています。煮干しにあの全粒粉の麺がほんとに癖になっています。