録画サーバリニューアル計画(その6:VPN環境構築)

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なんとかインストールの終わったfoltiaサーバですが、昨日の夜中に8本ほど録画予約してみました。CMカットなし、MP4-HDエンコードの設定です。

今朝起きて確認すると、録画は8本ともすべて正常終了。7時の時点で1本だけエンコードが終わってました。最後の録画が朝6時だったからかもしれません。8本全部のエンコードが終わったのは実に13:30でした。

22:30 1本目録画開始
23:30 2本目録画開始
24:00 3本目・4本目録画開始
24:30 5本目録画開始
01:00 6本目・7本目録画開始
01:30 6本目・7本目録画終了
01:30 エンコード開始
06:00 エンコード中断
06:00 8本目録画開始
06:30 8本目録画終了
06:30 エンコード再開
13:30  エンコード終了

都合11時間半で30分番組8本ということは30分番組1本のエンコードに約1時間半かかるという計算ですか。
まあCPUはかったるいし、メモリもそんなに積んでないし、サーバ機だからGPUなんてショボショボだからですね。

通常22時頃から深夜2時~3時くらいまでで5~6本くらい録画しますので、そこから6本×90分=9時間。
お昼にはエンコードが終わってますね。問題ありません。

あとはCMカットを試してみる必要があるのですが、それよりも優先順位の高いVPN環境の構築です。

OpenVPNとSoftEtherVPNのどちらにしようか悩みましたが、事例の多いSoftEtherVPNを使ってみることにしました。

達たちの記録が山のようにありますので、手順はかなり把握できました。概ね以下の手順で行くことにします。

  1. CentOSのNetToolを最新化
  2. SoftEtherVPNのサーバパッケージをサーバにインストール
  3. サーバ側での設定(ローカルブリッジの構築・ファイアウォールの設定)
  4. Windows用のサーバ管理マネージャーをクライアントPCにインストール
  5. サーバ管理マネージャーで設定
  6. ルーターのポートフォワーディング設定
  7. テスト
  8. 完了!

さて順調に手順3までこなし、4でひっかかりました。

サーバ管理マネージャーがサーバを捕まえてくれない!
ファイアウォールの設定が悪いのかなー、VPNの設定が悪いのかなーっていろいろ調べること約2時間。

原因は手順2のところで拡張HUBの設定に失敗していたことに気が付かなかったことと、foltiaが443ポートをしっかり掴んでるのに気が付かなかったこと。

拡張HUB設定を済ませて、443以外のポートで掴ませたら、簡単に掴んでくれました。

その後、手順6まですんなり終わらせ、いよいよテスト。ここにまた落とし穴がありました。

最初にWindowsクライアントでVPN接続→OK!
次にiPhoneでVPN接続→OK!
VPN繋いでファイルサーバにアクセス→OK!
さらにfoltiaサーバにアクセス→「アクセスできません」あっれー?

ここからが長かったのです。
まずLinuxはローカルブリッジからつながってる物理イーサネットカードはあくまで通信ポートとして見ちゃうんですねー。物理イーサネットサードが繋がってるローカルサーバには通信ができない。

Windowsなら・・・ぶつぶつ

ここで本来サーバ管理マネージャーでローカルブリッジの代わりにtapの設定にして、サーバ側でtapの環境作るっていうのが正解なんです。

それをなにを考えたのか、サーバ管理マネージャーでSecureNATの有効化をポチっちゃったんですな。
とたんにネットワークが全部落ちまして。原因つかむまでにサーバを何度も再起動して、クライアントも再起動して、設定いじって、ネットで先達様の資料探しまわって。

そもそも手順をとんでもない方向にねじ曲げた上に大チョンボしてしまいました。

それを解決して、無事にVPNで自宅内LANにアクセスできるようになったのはつい1時間前です。

ともあれ、これでfoltiaサーバの構築はとりあえず完了。あとはしばらく細かい調整を重ねて本稼働させる予定です。