もう去年のことになってしまいましたが、12月30日に茅ヶ崎港の湘南海成丸さんで釣り納めをしてきました。

すぐに更新できなかった理由なのですが、当日肋骨にヒビを入れてしまい、正月中はずっと寝込んでいたためです。

かなりの冷え込みのなか、いつもの釣り仲間と打合せ場所になっている飲み屋さん前に日も明けやらぬ午前４時に集合し、茅ヶ崎に向かいました。
暮れも押し迫っていることもあり、道路はガラガラで快調に茅ヶ崎港に到着、船宿で料金を支払ったり、仕掛けや餌を受け取り、船に向かいます。茅ヶ崎港は船宿が集まる場所から埠頭までちょっと距離があります。クーラーボックスなどの大物の荷物は船宿の軽トラで運んでもらい、竿と身の回りの荷物を持って徒歩埠頭に向かいます。５分ほどです。

今回の釣りはブリの落とし込みです。釣り納めの方で今日の船は満員御礼です。
この釣りは茅ヶ崎では渚丸さんが最初にやり始めたのですが、現在は海成丸さんのみがこの釣りをやっています。
興味のある方は茅ヶ崎港の湘南海成丸さんのサイトをご覧になってください。
湘南海成丸さんのサイト

さて船に荷物を運び、出港を待ちながら準備をしておきます。
ロッドホルダーをつけたり、仕掛けを用意したり、出港前にやっても船長さんに叱られないことは先にやります。

ブリがいるタナは水深が100m以上のところがほとんどのため、リールは電動リールです。
船には電動リール用の電極が用意されていて、これが船のベンチの下にあります。結構奥まったところにあるので、リールから出ているコードのワニ口クリップをこの電極に繋ぐのはデブのZinには大変です。

ベンチにうつ伏せになって体をひねって、電極の場所を確認しようとしたその瞬間

グゴキャッ

およそ通常では体から発することがない音とともに右腋下から上腹部に激痛が走りました。
その時は一瞬の激痛の後は痛みを感じなかったので、そのまま電極にコードを繋いだのですが、釣りをしている間じゅう右手を床に付けると激痛が走る状態でした。

釣りはまったくブリのアタリはなく、餌サバをおみやげに持って帰るのみの釣果でした。

この日は風と波がかなりあり、船の移動中はずっと波をかぶり続けて凍えてました。体が冷えきったのもいけなかったのかもしれません。

なにしろ船釣り2回目のZinは釣り用ウェアなど持っておらず、フリースを重ね着した上におさんぽ用レインウェアを着て、その上からベンチウォーマーという装いでしたので、ビショビショのぐしょぐしょになっていました。

自宅に帰り、風呂に入った後はもう痛くて痛くて寝ることも立っていることもできない状態でした。大晦日に市のメディカルセンターに行き、レントゲン写真を撮ってもらったところ、肋骨の先っぽあたりにヒビが入ってました。
ヒビが入ったときの状況を当直のお医者さん（女医さんでした）に伝えると、腹を抱えて大笑いされました。人が本当に腹をかかえて笑うところをZinは初めてみました。女医さんはボロボロ涙を流しながら笑ってました。
笑ってください、いいです。ほんと冗談じゃないです。自分の体重だけで骨にヒビ入れちゃうなんて・・・

教訓：デブは布団以外でうつぶせになるな

教訓：デブは布団以外でうつぶせになるな

大事なことなので2回言いました。

さて年が明け、元旦の朝はまたも快晴。痛い脇腹を抑えつつ、ご来光はなんとか迎えることができました。

三が日中は自宅の居間のリクライニング座椅子からまったく動けずに過ごしたZinですが、4日にはサラシを巻けば動けるようになりました。
近所の釣具屋さんに行き、お正月セールで半額になっていた釣り専用ウェアを購入しました。シマノのRT-114Mというかなり高級な釣り専用のゴアテックスのウェアです。最新モデルはRT-124Nというのが出ています。Zinが買ったのは去年のモデルです。なので半額なのですね。

着てみると軽いし動きやすいし暖かいし、もう気分は上級釣り師です。お店の人の勧めで極厚アンダーウェアなんてのも買ってみました。これだけもう極寒大波の船の上も怖くありません。こういうものを買っちゃうとすぐにでも使ってみたくなるのが人情です。

釣り仲間の何人かがZinがウェアを買ったその日に茅ヶ崎で釣り初めをしたと聞いてはいてもたってもいられません。
明日サラシぐるぐる巻きで新しいウェア着て茅ヶ崎で釣り初めしてきます。